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鬱病とは

では、最初の基礎知識として、鬱病とは何なのかについてみていきましょう。

鬱病とは、憂鬱感や無気力な気分、どうしようもない疲労感、それらの状態が長期間にわたって続くことです。普段は何も問題なく生きていた自分の生活がどんよりと曇って見え、味気なくなります。そうして悩んでいくうちに抑圧、葛藤、自己嫌悪といったマイナスの要素が心に幅を利かせていきます。

ここで注意して欲しいのは、鬱病は単なる一時的な「落ち込み」とは異なるということです。何かで失敗を犯し、「自分は何てダメなのだろう」と落ち込むことは、誰にでもあることです。そしてそれらは、他人からの励ましや自己反省によって自然と克服していけるものです。しかし、鬱病の場合はそうではなく、「落ち込んでいる」状態が長期間続きます。

期間で考えると一ヶ月以上の場合は鬱病の可能性が考えられます。

鬱病は主に憂鬱感や無気力感を引き起こすものだと認知されていますが、鬱病がもたらすものはそういったメンタル面での不調だけではありません。不眠症や食欲不振、体重の変動などを引き起こすこともあります。そういった体の不調が鬱病を悪化させることもあります。

従って、何だか最近気分や体調が本調子ではない、どうしようもない無気力感や虚無感に襲われる、というようなことがある場合は、十分気をつけてください。鬱病の可能性が考えられます。軽度のものであろうと、放っておくと症状が悪化するケースも少なくないので、気になったら自分をよく観察してみると良いでしょう。

鬱病の基礎知識