どうして鬱病になるのか
では、どうして鬱病になるのでしょうか。
「最近じゃ、みんな鬱病になりやすいって言うからさ」「鬱病の理由なんて、わからないでしょ」「突然来るものだよ」・・・鬱病にかかってしまったとカミングアウトするとき、周りから励ましのつもりでこんなことを言われることがあるかと思います。しかし、それは一概に正しいとは言えないものです。
鬱病になるには必ず理由があります。転んだわけでもなく勝手に擦り傷が出来るわけがないように、何の理由もなしに鬱病を発病するということはありません。鬱病は心の病気であるため、意識的な認知が非常に難しいだけで、鬱病にかかる理由は絶対に本人の中に存在するのです。
鬱病は、ほとんどの場合が「深く考えすぎ」の結果によって生じます。鬱病は真面目で几帳面な人が患う病気だと聞きますが、それは正しいと言えます。
真面目で几帳面、仕事やタスクなどに一切の妥協を許せない人は、日がな一日自分を責任感で束縛する傾向にあります。そして、何かあると自分を責めてしまうことがあるので、そこでどんどん自分を責めてしまうのです。
自分へのマイナスのアプローチがピークに達すると、メンタルはとうとう疲れてしまいます。そこであの無気力感や虚無感に襲われるということになります。つまり、鬱病とは「これ以上自分を責めるのはやめてくれ」との、心からあなたへ向けられた悲鳴なのです。こうして、心はあなたに向かって「休んでくれ」と訴えます。
これでわかったでしょうか。鬱病とは、自分を責めすぎた結果の心からの活動停止のしるしなのです。