身体性のもの
さて、今度は鬱病のタイプの最後のもの、身体性の鬱病についてご説明します。
身体性の鬱病は、前のページで上げた内因性の鬱病や心因性の鬱病とはすこし特徴が異なるものです、
内因性の鬱病は脳内のセロトニン物質の減少から、心因性の鬱病は心理的な要因がもたらすストレスによって発病します。それらとは異なり、身体性の鬱病は他の病気からの副作用的な感じで発病するものです。
何らかの病気になったとき、病院にいって診察を受けると必ず薬を処方してもらいます。そこで医師の指示通りに薬を服用するのですが、飲み方を誤ったり何かの不都合によって、特に心理的なストレスがないのに鬱病になる、これが身体性鬱病にかかるケースです。
では、何の薬から鬱病になるのかといいますと、色々とあります。列挙していくと、「ステロイド」「降圧剤」「インターフェロン」などです。また、薬だけでなく、薬物やアルコールの過剰摂取によって発病する可能性も高いと言われています。
病気が直接原因となることもあります。これも例を挙げると、「糖尿病」「パーキンソン病」「癌」「リウマチ」「脳動脈硬化症」などが挙がってきます。
完全に鬱病だと判断を下すことは出来ないものの、他の病気や薬からの影響で二次的に発病してしまうのです。鬱病だとはっきり診断することは難しいものですが、症状は鬱病そのものなので、辛いことには変わりありません。
一筋縄ではいかない身体性鬱病ですが、きちんと病院にいって説明をすれば治療を始めることができます。