自助グループに参加する
鬱病の克服として、本格的なものには精神療法や薬物療法などの治療が挙げられますが、ちょっとラフにして「自助グループ」というものもあります。
自助グループとは、同じ問題を抱えた人が集まりのことです。アルコール依存症、摂食障害、ドメスティックバイオレンスや虐待などのトラウマ、そういったネガティブなことに悩む自分を「なおす」ために会合を開き、意見をシェアすることによって回復まで一緒に歩んでいきます。
同じ悩みを抱える人と実際に出会い、辛さを共有したりお互いに慰めあったりしていくうちに、心の負担が楽になります。鬱病になると何より孤独感に悩まされるので、「自分はひとりではない、孤独ではない」と知るだけでも、ずいぶんと違ってくるものです。
また、参加するメンバーは実際に苦しんでいる人だけでなく、それらを克服した人もいるので、回復への意欲が高まって大変心強いものです。
ただ、実際に参加する際には、自分に無理のないように気をつけましょう。突然大勢の人と会ってコミュニケーションをとるのは、状況的に辛い時期もあります。気分が向かない場合は会合をお休みしましょう。自助グループによる会合は学校や職場のように出席をとるものではなく、あくまでもメンバーの状態と意思を尊重するものなので、会合を休んで悪く言われることはありません。
自分の状態を最優先して、会合に参加するようにしましょう。無理せず自分を大事にすることで、鬱病克服は安定したものとなります。